重要なお知らせエリアを非表示

中村自然農園

園主の思い

中村自然農園は北アルプスのふもと、標高700メートルに位置する安曇野市三郷小倉地区にあります。
この土地は日照時間の長さと昼夜の寒暖の差、そして石を多く含む土壌といった、おいしいりんごを生み出す条件がそろっています。
この地区の農業は1960年代に養蚕からりんごに切り替わり、わが家でも桑畑だったところに母がりんごの苗木を植えました。
私が親からりんご園を引き継いだ1980年頃は、農薬や化学肥料はもちろん、除草剤を使って畑に草が生えないようにしなければならないと指導されました。
私は、かけがえのない自然環境を大切にしたいという思いが強く、特に農業で一般に使われている除草材は、かつてベトナム戦争で使われていた枯れ葉剤と似たような成分であると聞き、それを自分の畑に使いたくありませんでした。
また、「子供たちが安心して食べられるりんごを作ってほしい」と、友人の保育園の園長さんから頼まれたこともあって、除草剤や化学肥料を一切使わず、農薬の使用も最小限にして、出来る限り土壌の生態系に配慮したりんごの栽培に取り組むことにしました。
農園を視察に来た指導員から「こんなに草だらけにしておけば草に養分をとられて、よいりんごはとれない」とも言われました。
それでも私は、自然の樹木は草の中から大木に成長するのだから、もっと自然の力を信じてもよいのではないかと思い、そのまま栽培を続け、農園の名前も中村自然農園としました。
病害虫が園内に蔓延しそうになったこともありましたが、やがてりんごの木はたくさんのおいしい実をつけてくれるようになりました。

しかしながら、近年は夏の暑さが年々厳しくなるばかりで、しかも9月になってもなかなか涼しくなりません。この暑さがりんごにどのような影響を及ぼすか、予想がつきません。また、この気候変動のため病害虫の発生が多くなり、農薬を使って対処していかざるをえない状況になってきていています。
気候変動の影響は農家にとっても本当に深刻になってきているのです。
そうした中でも、一年間丹精込めて育てたりんごです。
ご賞味いただけたら幸いです。

Access アクセス

■住所(畑)
長野県安曇野市三郷小倉6572
■住所 (倉庫)
長野県安曇野市三郷小倉417
■電話番号
090-1868-4200
■Fax/自宅
0263-77-2723
■E-mail: nakamura.applefarm@gmail.com
SHOPPING GUIDEエリアを非表示
FAQエリアを非表示

ニュースレター

りんごの発売やキャンペーン等の最新情報をお届けいたします。ぜひご登録ください。